微 微 微 微 妙 な 甘 。






泣きたい時は、思いっきり泣けよ。

・・・そしたら お前ん中、

少しは晴れるんじゃねぇ?









/ / / After the rain comes a rainbow  / / /









「ヒール魔っ!・・・って、あれ?」




授業も終わり、は部活へ行こうと、愛しいダーリン(笑)の教室を尋ねてきた。




「あらちゃん。・・・ヒル魔くん、もう部活行っちゃったのよ」




ちゃん、掃除で遅くなるかもって言っちゃったの。とまもりは言う。




「良いの良いの!・・・じゃーまも姉、部活でねーw」




手を振りながら部室へと走る














「〜♪」




は鼻歌を歌いながら、部室の扉に手をかけた・・・ ・・・その時。






「ちょ、痛いってヒル魔!」


「んだよ糞デブ!・・・まだ入れたばっかだろ」


「痛いんだってっ」


「我慢しろ。・・・動かすぞ」


「ぃ、っ、あっ・・・」


「・・・大人しくしてろ」






・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・(汗







アリエナーイ!(夏彦か



なに、何、ナニ ?! 今の声 !?

ひ、ヒル魔と栗田くんだよね ?!






・・・思考回路停止。




・・・回復。(早






もしかして・・・ヤってた ?! (恥じらいを持て







うゎーん、嘘ぉ

私、まだヒル魔としたこと無いのに・・・

栗田くんっズルい!(決めつけてます




は色んな滴を流しながら(汚いな)、その場所を後にした。






そんなと途中すれ違ったセナ達は、


" どす黒い天使がいた "


と保健室で答えたらしい(まもり談













「あー・・・汚されちゃったな」




屋上で座り、空を見上げながら呟く




「私よりも、栗田くんのほうがいいんだ・・・」




ぃゃ仮にも彼は男ですから。っと突っ込みたくなるが、ココは押さえよう。




「ヒル魔、どんな気持ちで私と居たんだろ・・・」




体育座りのまま、顔を伏せる






・・・すると






っ」


「ひ、ヒル魔・・・」




ご本人登場ー!(楽しそうだな




「おぃ部活始まるぞ」


「・・・行けません」


「なんで」


「なんでも」




ヒル魔の登場で、さらに目に涙を浮かべる


もぅヒル魔の傍には居られないわ。っと下を向く。




そのの涙に気付いたヒル魔は、優しくを抱き寄せた。




「俺の胸なら、いくらでも貸してやるけど」


「ダメだよヒル魔。・・・栗田くんが」




腕を突っ張り、ヒル魔から体を離そうとする




「あいつがどうした」




その腕を阻止し、さらにキツく抱きしめながら問いかける




「だって、ヒル魔は栗田くんのことが好きなんでしょ?」


「は?」




腕をゆるめ、の顔を覗くヒル魔。




「さっき部室に2人でいたでしょ。」


「あぁ。それがどうかしたか?」


「どうって、何してたのよ。・・・いや、言わなくて良いけど///」




さっきの声を思い出し、若干頬を染める




「何って、糞デブの耳掃除」


「だからってそんな!!・・・今何て言った?」




きょとんとした顔でヒル魔を見つめる




「だ・か・ら、糞デブの耳掃除。・・・あいつ怖ぇって、自分じゃできねぇんだと」




しょーがねーヤツだろ?っと、あきれ顔のヒル魔。




「み、耳掃除・・・」


「あぁ。・・・もしかして、ヤラシイ事でも考えてたのか?」




ニヤニヤしながらに問いかけるヒル魔。




「べべ別にヤラシイ事なんて・・・考えて、たけど・・・」




、自爆(どーん




「どんなこと考えてた? ん?」




の額に自分の額をくっつけるヒル魔。




「栗田くんの・・・その、甘い声が聞こえて・・・」


「聞こえて・・・?」


「その・・・してるのかと///」




顔を赤く染めて目線を反らす




「ナニしてるって思った?」


「き、聞かないでよ!」


「俺らがしたことある?」


・・・無い




小さく呟くように答えた




「そーか。・・・じゃあするわけねーだろ」


「へ?」


「だから、まだお前としてねぇ事を、他のヤツとするわけねーって事」


「ホントに?」


「ったりめーだろ」


「・・・よかった。」




あの時の栗田くんの声は、反射的に出たもので・・・

別にヒル魔と・・・してたってわけじゃなくて・・・

ヒル魔は、自分のことを特別だって思ってくれてる・・・

それを知ったは、ヒル魔の胸にあった手を、首へと回した。




「おぃ、糞


「何?」


「お前、したかったのか?」


「何を?」




・・・聞いたのがマズかった。




「何をって、セッ」


「きゃぁ!言わないで!」


「聞いたから答えようとしただけだろ」


「・・・///」


「で、したかったのか?」




ヒル魔の唇が迫る




・・・したかったよ




その言葉を言い終わるのと同時に、ヒル魔はの唇を奪っていた。




「ん、ふっ」




の甘い声が聞こえる




ヒル魔は唇をくっつけたまま、体重をかけて、をその場に押し倒した。




「んっ、んぁっ?!」




自分の上に体をおりなすヒル魔を見上げ、抵抗しようと口を開けた時だった。




待ってました、とばかりにヒル魔の舌が侵入する。




ヒル魔はの歯列をなぞり、舌を絡め取った後、ちゅっと唇を離した。




「ん、ちょっと・・・」


「したかったんだろ?お望み通り、してやるぜ」




そう言うなり、いきなりベルトを緩めだしたヒル魔。




「待っ!・・・ココでは、ちょっと嫌。かな」




ベルトに添えられたヒル魔の手を押さえ、は呟く。




「俺、限界なんだけど」


いかにも、と言う格好でヒル魔も呟く。


「私もだけど」




少し赤くなって言う




「・・・じゃ、今から俺ん家こい」


「行って良いの」


「あぁ。・・・行くぞ」




そう言うと、に覆い被さっていた体を退け、を立たせてやる。




「ちょ、きゃっ」


「お姫様抱っこも、たまにはいーだろ」




そう言うと、を抱き、階段を下りるヒル魔。



















「あれ、ヒル魔、ちゃん。帰るの?」


「あぁ。用できた。 後はテキトーにやれって伝えとけ、糞デブ」


「わかった。じゃあまた明日ね、ちゃん、ヒル魔」


「おぅ」


「ぅん」








たまには糞デブも、イイコトするじゃねぇか。

・・・多少、BLに思われたが(笑



















次の日。

ベッドの中で、ヒル魔と甘い夜を過ごしたが、

栗田に心からの " ありがとう " を言っている姿が目撃されていた。



その後。

ベッドの中で、と甘い夜を過ごしたヒル魔が、

栗田に無言の蹴りを入れている姿も目撃されていた。







当の本人の栗田は、訳が分からず、一日中頭の上に疑問符を何個も浮かべていた。








ー。早く来いよ」


「ヒル魔・・・眠いよ」


「多分、今日も寝れねーぞ。つーか寝かせねぇ」





/// fin ///








+++ ア ト ガ キ ト イ ウ ナ ノ イ イ ワ ケ +++

椿です。

どどどうでしょうか、ヒル魔さんと初セッ (ボゴッ←誰かに殴られた

ノリで書いてたら、こんな訳の分からないものに・・・

最初のヒル魔さんの台詞、関係ねーじゃん。な話に・・・


、、、私が耳掃除をしていて思いついたわけではないデスよー(棒読み

ヒル魔さんに膝枕されながら耳掃除されたいって言う
願望から書いたなんて事はありませんよー(さらに棒読み

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この夢は、 ぱぼにあひたき様に捧げます。

いつもお世話になってます(ペコリ

こんな作品でよければ、貰ってやってくださいw

ソースコピOKですよw